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ナショナリズムと国歌

N高政治法令研究会 ブログ ナショナリズムと国歌

今週のブログでは国歌とナショナリズムの結びつきについて話したいと思う。
国歌というのは私の考えではナショナリズムに結びつくものだと思う。
例として西洋初の国歌であるオランダ国歌「ヴィルヘルムス」一番の歌詞を見ていただこう。
Wilhelmus van Nassouwe
Ben ick van Duytschen bloet
Den Vaderlant ghetrouwe
Blyf ick tot in den doet
Een Prince van Oraengien
Ben ick, vrij, onverveert
Den Coninck van Hispaengien
Heb ick altijt gheeert 
ウィルヘルム・ヴァン・ナッソウ
我はオランダの由緒正しき血筋
永遠に祖国に忠誠を誓おう
オラニエ公 我は何ものにも臆せず自由なり
スペイン国王への忠誠を誓う

さらにもう一つの例として歌詞が過激なことで定評のある、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」の一番も見ていただこう


いざ祖国の子らよ!
栄光の日は来たれり
暴君の血染めの旗が翻る
戦場に響き渡る獰猛な兵等の怒号
我等が妻子らの命を奪わんと迫り来たれり

武器を取るのだ、我が市民よ!
隊列を整えよ!
進め!進め!
敵の不浄なる血で耕地を染めあげよ!
このようにこれらの国歌には国を愛せよという愛国心が根幹になっていることがわかると思う。
さらに国歌というものは何か行事があるごとに歌われ、大英帝国でいう英国王、日本でいう天皇のような存在と同列に扱われているように私は感じる。
天皇という心の拠り所に近いものつまりナショナリズムなのかと私は考えた。
今回はそれを根拠として私はナショナリズムと国歌を結びつけてさせてもらう。
これで今回のブログを終わらせる。

引用・http://www.world-anthem.com/lyrics/france.htm
  ・https://ja.wikipedia.org/wiki/国歌